引退のニュースが報道されてから、
いろんな人のいろんな談話が報道されている。
俺は、ヒルマン監督のこの談話が一番的を得ているとおもう。
ついに現役引退を表明した野茂英雄投手。メジャーで最後に所属したカンザスシティー・ロイヤルズのトレイ・ヒルマン監督は、野茂を「究極のプロ」と評した。
ヒルマン監督は野茂の存在を「正直言って、彼がいるだけでチームが引き締まった。常に野球のことを第一に考え、投球のなかで見せるプロ意識があるからだ」と評価。ノモは招待選手としてこの春のキャンプに参加し、キャンプ終盤に足の付け根を痛めたため開幕メジャーはならなかったが、4月5日にメジャー昇格を果たした野茂が「救援投手として成功すると信じていた」と言う。
日本プロ野球界にも明るいヒルマン監督は、1995年に野茂がメジャーに挑戦する際、厳しい批判を浴びていたことも理解している。「ノモは精神的にさまざまな障害を乗り越えなければならなかった。裏切り者扱いされた彼がメジャーで新人王を取り、ヒーローと呼ばれるようになったことは、彼の気持ちの強さを表していると思う」
メジャーデビューの年にオールスターゲームに先発し、新人王を獲得するなど、メジャー通算123勝を記録した野茂。そのなかにはロサンゼルス・ドジャースとボストン・レッドソックス時代にマークした2つのノーヒッターも含まれる。ヒルマン監督はこう語る。「ノモには夢があった。その夢を追いかけ、メジャーにやって来た。メジャーで通用するという自信を持っていた。偉大な投手だよ」
(major.jpより抜粋)
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