共謀罪に絡む国会審議が,一転二転している。
今国会の成立を断念したかと思えば,
与党が,野党案を丸呑みしてでも成立するほうこうに転がったり。
きっと,彼ら国会議員にとったら,
この法案の中身なんかどうでもよく,
成立したという事実だけが大切なんやろうな。
共謀罪とは,
日本の刑法は、「犯罪を実行」することを構成要件としているために、組織的かつ重大な犯罪が計画段階で発覚しても、原則しては処罰することができない。しかし、2000(平成12)年11月に国際連合総会で採択された国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約(国際組織犯罪防止条約)が、重大な犯罪の共謀、資金洗浄(マネー・ロンダリング)、司法妨害などを犯罪とすることを締約国に義務づけたため、同条約の義務を履行しこれを締結するための法整備の一環として、本法を改正して組織的な犯罪の共謀罪を創設する提案がなされた。
条約に批准したい以上,法案を成立させなければならない。
だから,なんとしてでも成立させたいとの政治家の気持ちがわからないでもない。
だが,一度成立してしまえば悪法も法。
行動しなくても,思うだけでこの法律を適用し処罰できるようになってします。
使い方を間違えれば,言論の自由を抑圧することになりかねない。
慎重な対応をして欲しいな,
[0回]
PR