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【2024/04/24 12:37 】 |
違和感を感じる日
大阪に帰ってきた。
大阪と千葉,そんなに違いは無いはずやけど,
でもやっぱり事故を切実に感じた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050503-00000061-mai-soci
この記事に一抹の杞憂を感じる。
JR西日本及び国土交通省ともに,
「新型ATSが設置されていれば,今回の事故を防げた。
だから,新型ATS設置後,運転を再開する。」
という認識らしい。
ほんまにそうなんやろうか?システム屋の端くれとして,
この考え方に一抹の杞憂を感じる。

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...それでそれで?!今回の事故の原因が,まだ判明していないのに,
なぜ,新型ATSなら防げたと言えるのだろうか?
システムは万全ではないのに,システムに頼りすぎていないだろうか?
システムとは,人間が作るものであり,
人間の想定の範囲内で,かつ予算の範囲内の内容しかカバーしていない。
(企業は利益を出さなければならないとういう考え方から,
すべてのレアケースをカバーしたシステムはコストがかかり過ぎるため,
カバーできていないと思われる)
それは,ATSとて同じなんではないのか?
今回の事故原因が,予想の範囲を超えていた場合や,
レアケースのため,予算の都合上,システムの保障範囲から外れている場合,
新型ATSでも,防げないのではないか?
また,システムも人間が作るものである以上,
不具合がある可能性がる。
結局のところ,やはり人なんやと思う。
システムに頼らず,一流の運転手を育成する仕組みを構築すべきなのではないか?
事故車両の100メートル後ろには,特急「北近畿」が止まっていた。
北近畿n運転手は,信号が黄色に変ったのを見逃さず,
前方に土煙が上がったのを見て,電車を停止させたらしい。
英断である。彼の正しい判断により,二次災害は防がれたといっても過言ではないと思う。
このような運転手を育成していくべきだと思う。

あと,忘れて欲しくないのが,
JR宝塚線の利用者は,今,阪急宝塚線等を利用している。
が,首都圏とは違い,路線がたくさんあるわけではないため,
かなりの不便を強いているのである。
新型ATSの設置作業は早くて6月中旬ということは,
少なくとも,あと一月は不便を強いるということである。
首都圏と同じ感覚で物事を考えていないだろうか?


いずれにせよ,新型のシステムがあれば・・という考え方では,
「鉄道事故発生,新型システムが作動せず」
という見出しが,いずれ現れる気がしてならない・・・・
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【2005/05/03 19:52 】 | 雑感 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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