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【2024/04/20 02:18 】 |
ブレイブ・ストーリー 上、中、下
「ブレイブ・ストーリー」宮部みゆき著

上、中、下巻の3冊構成。

ファンタジーな内容と思っていたら、
ファンタジーな内容なんやけれども、
ファンタジーな世界に行くまでの現実の世界が、
見事に描かれている。

運命を変えるために、
ファンタジーな世界に乗り込んでいった少年の物語。

大人には少しストーリの先が読めたりするけど、
それなりに面白い内容でした。

「教えてくれたじゃない、サヨナラの時に、サヨナラって言っちゃいけないよって。」
「そんな時は、なんて言えばいい?」
「元気でねって」

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【2007/12/23 22:59 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
誰か
「誰か Somebody」宮部みゆき著

宮部さんの本、初めて読みましたが、
この世界感、俺好みです(笑)

どでかい会社の会長さんの私設運転手さんが、交通事故なくなったが、その犯人はいまだ不明。
会長が会長の娘婿殿に、
なくなった運転手の娘さんが父親の伝記を書こうとしているのを、
手伝うよう命令し、
犯人を捜したり、過去を調べたりする話。

一人の人間には、それなりの過去があるもんですね。
いいことばかりではなくて。
それは、きっと誰しも同じなんやろうな。
ぼけーって生きているように見える人にだって。

「人間てのは、誰だってね、相手が言われたくないと思ってることを言う口を持ってるんだ。どんなバカでも、その狙いだけは、そりゃあもう正確なもんだから。」

「人間はそういうもんだ。必要に迫られればなんでもやるんだ。--中略--  問題はそれを背負っていかれるかどうかだけだと。」


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【2007/12/17 23:46 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
クライマーズ・ハイ
「クライマーズ・ハイ」横山秀夫著

1985年夏の日航機墜落事件を、当時の地方新聞記者だった著者が、
架空の地方新聞記者を主人公として、
その当時の状況を描いた小説。

日航機墜落事故というものの大きさを、
事故という観点ではなく、
自分の仕事という観点で描がかれている。
社内政治、派閥、部下。
たまたま日航機墜落事故の全権デスクに指名された人間が、
縦社会の会社の中、何を支えにして仕事するのか・・・

仕事って何なんですか?・・

「下りるために登るんさ。
---中略----
だが、降りずに過ごす人生だって捨てたものではないと思う。
---中略----
転んでも、傷ついても、たとえ敗北を喫しようとも、
また立ち上がり走り続ける。
人の幸せとは、案外そんな道々出会うものではないだろうか?」


そう思いたい。

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【2007/12/09 12:58 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
東京大学応援部物語
「東京大学応援部物語」最相葉月著

これは秀作ですね。
応援団ってものを見事に描いている。

これを読めば、応援団とくにリーダって何なの?
ってことがよくわかります。
その辛さも青春も。

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【2007/11/30 01:36 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
君たちに明日はない
「君たちに明日はない」垣根涼介著

社員を自主退職させることを業としているものを
主人公とした小説。

タイトルからくるイメージを裏切らない、
面白い小説でした。

作業と仕事の区別ぐらいは必要やなあ。

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【2007/11/30 01:05 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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